第66回 テーマ : ウーファーを付けてみよう! (その6)


ウーファーBOXに関していろいろと書き連ねてきましたが、
今月はBOX自体の固定方法について書いてみたいと思います。

ウーファーBOXというものは、
ウーファー自体がストロークをすることによって振動します。
当たり前な話しですが、
強力なアンプを使ってボリュームを上げてみると、より多くの振動をすることになります。
この時、BOXが固定されているのがセオリーとなりますが、
もし、固定されていないと どうなるのでしょうか?

通常はスピーカーやBOXが固定されていることでコーン紙が振動を正確に行えます。
コーン紙が生んだ振動とは、言わば「音」そのものになるので、
振動がBOXを伝わって「音」を造り出します。

しかし、BOXが固定されていないフニャフニャな状態の場合、
極端なことを言えば、振動が打ち消されてしまうことになってしまいます。
ということは、折角、造り出した「音」が出ないことになります。
これは非常にもったいないことです。
ですから、BOXをステーなどでビス留め固定をするのが望ましいのです。

それでは、BOX自体は徹底的に固定すれば良いかと言えば必ずしもそうではありません。
その理由は簡単で、車で音楽を聴くからです。

車は、オーディオには大敵な振動の塊です。
走っている限り、あらゆるところから振動に襲われます。
エンジン、タイヤ、サスペンション、ボディと、、、、数えればきりが無いほどです。
このような状況下で車体に固定をするということは
車体のノイズも一緒に加えてしまうことになってしまいます。
BOXが造り出したオリジナルの振動(音)とは無縁のものになってしまいます。
では、どのように対処すればベストかを考えてみました。

BOX自体に固定される部分を「大きな面」ではなく
なるべく小さな「面」で固定するのがオススメです。
この場合、ホームオーディオなどの極論では「点」の方が良いのですが、
BOX自体を支える強度が不足となるので今回は小さな「面」とします。

例えば5円玉のような硬い素材の物を使ってBOXと車体の間に挟んで固定します。
BOX内部の底板を貫通させて
車両のフレーム部分へ4点ビス留めをするのが良いかと思います。
もし、ボルト・ナットで固定できれば尚良いです。
こうすることで、中低域の「引き締まり感」が適度に表現されるようになり、
スポイルされがちな帯域を充分確保できます。

しかし、車である以上、荷物を載せるといった使い方をする方もいらっしゃいます。
その場合は、ウーファーBOXを移動できる方が良いこともあります。
あくまでも車のオーナーの使い方によって
BOX固定方法も考える必要があるのではないでしょうか?


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