第64回 テーマ : ウーファーを付けてみよう! (その4)


皆さんはウーファー選びの際に、
ウーファーのワット数に関する耐入力や大きさだけで選んでいることが多いのではないでしょうか?

勿論、これらのスペックは非常に重要なので間違いではないのですが、
そのウーファーを使用する環境も重要になります。

過去の豆知識でも触れていますが、
ウーファーBOXにはウーファーがストローク時に引き起こした余計な振動を抑える為に
充分な強度が必要になります。
上記のような「余計な振動」が引き起きると、
ウーファーの作り出した「音(振動)」が打ち消されることになってしまう為、
いくら品質の高いウーファーを使っても
思いのほか低音が出力されない結果になってしまいます。
折角買ったウーファーがしっかり鳴らないのでは泣くに泣けません。
そこで、まずはウーファーBOXの強度アップを考えてみます。

最も簡単に強度を上げる方法は、
BOXを造る材料であるボードの厚みを大きくすることです。
一般的なBOXに使用されているMDFボードの厚みは12〜18mmが多くなっています。
なるべく厚みのあるボードを使用することで
基本的なBOX強度を引き上げることが可能となります。

また、強度はBOX自体の大きさにも関係してきます。
大きな口径のウーファーを使用する場合は、BOXの容積が大きくなります。
ということは、厚みのないボードで広い面積をカバーさせてしまうと
簡単にBOXの共振を引き起こしてしまいます。
従って、このような条件下で製作する場合は
なるべく厚みのあるボードを選択することをオススメします。
しかし、車内へBOX設置をする場合に
必ずしもBOX容量や厚みを大きくできないケースもあります。
その場合は、防振材をBOX内部へ施工する方法で対処します。
シートタイプや塗布型のものを併用して強度を上げれば
厚みの無いMDFボードでも強度的には問題ないでしょう。

さらに強度を引き上げる方法としては防振材ではなく
FRP樹脂を使用するのも手です。
FRPはMDFの木目細かい部分まで染み込んで固まるので
防振材よりも効果が高くなります。
徹底的な作業をご希望であればFRP加工が良いかと思います。

今回は強度アップを中心に書いてみましたが、
次回は違った視点からBOX製作について書いてみたいと思います。


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