第45回  テーマ : 理想のスピーカー 最終回


いよいよ最終的なセッティングであるイコライザーの調整です。
スピーカー(コンフィデンス)の特徴である自然な音質を味付けしていきます。
「音」を聴く際に、多くの方がボーカル中心の曲を聴いていると思いますので、
ボーカル域を中心にセッティングしました。

通常、ボーカル域とは、通常300Hz〜7,000Hzと言われています。
この帯域の中で、全体的なボーカル域の中心となる「声」を司っているのが
300Hz〜4,000Hz程度になりますが、
コンフィデンスというスピーカーを使用する場合は、セッティング方法も通常とは異なってきます。
以前の豆知識でも触れましたが、
コンフィデンスはスピーカーのクロスポイントを800Hzという低いポイントでクロスしているので
通常のシステムと違い、2,500Hz〜4,000Hzという人間の聴き易い帯域に
ディップ(谷間)が出づらくなります。
ということなので、この「聴き易い帯域」を過剰に抑え込まなくても良くなります。
イコライザーの減衰数値としては−2dB程度でも充分です。

続いて高域のクリアさを求める為に、4,000Hz〜8,000Hzを調整します。
スピーカー位置もミッドに近いのでこの部分でも調整幅は上下1〜3dB程度でメリハリを付けていきます。

最後に低域を調整しています。
ミッドレンジのみで、ウーファーの帯域である45Hz付近まで再生させるので
自然なフロント定位を実現し易くなります。
80Hz〜200Hz付近を中心に+4dB程度で推移し、
スピーカーの負担を考えて、50Hz付近から下を絞るようなセッティングにしました。

一般的なイコライザーのセッティング方法についてのコツとしては、
イコライザーカーブが、あまりギザギザにならないように滑らかにした方が聴き易くなります。
使用するオーディオシステムによってポイント(ツボ)が変わるので
ボーカル以外のジャンルを試す場合は、
今回の調整方法にアレンジを加えていくと良いのではないでしょうか


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