第27回  テーマ : 車内の「音」の乱れ


車の中でオーディオを聴く場合、家で聴くホームオーディオと違っていろいろな制約を受けます。
まず、車は走ったり止まったりするので車外からの騒音(ノイズ)や振動が絶えず侵入してきます。
こういったノイズが音楽自体の周波数に直接影響してコモった感じやキツイ音になったりします。

前回の定在波でも触れましたが、
外からのノイズ、スピーカーの振動、背圧などを防振材(吸音材)を使ってカットすることで
音楽をクリアに聴くことができます。

また、車内でのスピーカーの位置や向きも
音場感(ステージ感の広さ)や定位感(ボーカルや楽器の位置)に影響します。

音楽を鳴らしている状態でボーカルの声がデッキの下の方から聞こえたり、
左右のステージが狭く感じられる場合はスピーカーの位置、向きを調整した方が良いです。

一般的に高い音はスピードが速く、低い音になればスピードが遅くなるので
スピーカーの位置としてはツィーターよりミッド、ウーファーが近い方が理想です。
ただ、現実的にはツィーターの位置が近い場合や、ウーファーの位置が遠い場合が多くなります。

そこで取付位置の工夫で対処したりします。

キックパネルにツィーターを設置したり、
ウォークスルー部分にウーファーを付けて音の遅れなどをカバーします。

一見、ホームオーディオより条件が悪い所ばかり目立ってしまいますが、
ホームオーディオと違って気に入ったCDのボリュームを気にせず聴くことができるのが
カーオーディオの最大の魅力だと思うので、ちょっと頑張って取り付けてみてはどうですか?


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