第20回  テーマ :  リレーの活用法 その2


今月は純正のドアロック(反転式)を流用した配線法をご紹介します。
反転式の車のドアロックの構造は純正アクチュエーターと純正スイッチの間に(−)電流が流れています。
この配線に(+)電流を流すと純正アクチュエーターが作動して
ドアがロックしたりアンロックする仕組みになっています。
その場合、ただ(+)電流を流すだけではショートしてしまうので
純正の配線が(−)を(+)に切り替えてドアロックを作動させているのです。
これを「反転式(5ワイヤー)」と言います。

VIPER 350HVなどは本体から出力される
ロック時信号(パルス)やアンロック時信号(パルス)を
そのまま純正配線に割り込ませるだけではショートをしてしまいます。
そこで5極リレーを2個使用して下図のような配線をします。
セキュリティを何も作動させていない時には「87a」と「30」が導通しているので
純正のドアロックシステムに影響は有りません。

VIPER側でロックをするとVIPER本体の緑線から(−)電流が出力されます。
そのまま「85」に入力されてリレーのスイッチが働き、
「87」の(+)電流が「30」へ接続されます。
結果的にセキュリティからのドアロック信号で純正ドアロックを作動させることができます。

アンロックも原理は同様です。
少々複雑ですがこのような配線になります。