第19回  テーマ :  リレーの活用法 その1

セキュリティの取付やオーディオの取付に良く使われるリレーの手法を
当店の扱っている5極リレーを使って図解でご紹介します。

まず、最も基本的な使い方として「小さな(+)電流を大きな(+)電流へ変換する」という方法です。

よく、アンプを2〜3台取付ける場合にデッキからのリモート出力をつなげるのですが、
そのままつなげて(分岐)しまうとデッキからのリモート出力が1/2〜1/3となってしまいます。
この状態が続くとリモート電圧が落ちて(12V以下)アンプの電源が入らなかったり、
デッキのリモート出力に負荷が掛かり過ぎてリモートパンク(破損)となる可能性が有ります。
こういった症状を未然に防ぐ為に
デッキのリモート出力にリレーを使って出力を増幅させる方法がオススメです。
図1の配線を説明すると
「30」まではバッテリーからの(+)電流が常に流れています。
「85」に(+)リモート出力を流して「86」でアースされると
「30」まで来ている(+)電流が「87」へ流れ始めるという仕組みになっています。
「85」と「86」はスイッチのような関係なので(+)と(−)を逆に使うこともできます。
こういった配線をすることでリモートのような小さな出力でも
「30」のような大きな電流を使うことができるのです。

セキュリティの取付けの場合は(+)電流の他に(−)電流というのもあります。
取付けをする上で(−)電流が必要になった場合は先ほどご紹介した配線の応用で対処できます。
図2の説明としては図1の配線を応用して
単純にバッテリーの(+)電流「30」を(−)電流に変えただけです。
こういった配線で(+)電流を(−)電流に変換できます。
特にドアロック部分やトランクオープナーなどに活用できます。