第8回 テーマ : ノイズは いやぁーん その2
ノイズについての豆知識の続きで
今回は別のノイズや配線の時に気を付けるポイントをご紹介します。
オルタネートノイズの次にポピュラーなのがポップノイズです。
ポップノイズの原因はアンプ自体がもとから持っている場合と
それ以外の場合の2通りが考えられます。
ユニット自体に原因がある場合はユニット交換しか方法がないのですが、
それ以外の場合の原因は主にユニット同士の電源の入る順番に関係があります。
クロスオーバーやイコライザーなどを使っている方に多いのですが
アンプの方が先に電源が入るとポップノイズが発生します。
逆に電源を切る時に発生する場合も
逆の手順で電源が消えていけばポップノイズは発生しません。
対処法としてはタイマーリレーなどを使う方法があります。
配線のやり方によってノイズの入りづらい状態や、
例え入ってしまってもその後の対処が楽な場合もあるので
下記に何点かポイントを書いておきますから参考にしてください。
★デッキ裏の配線は不要であれば短くカットする。
★アースのポイントはなるべく一ヶ所にまとめる。
★配線同士は30cm以上引き離して配線をする。
★ノイズの発生源の近くに配線をする場合はアルミなどをケーブルに巻くと効果的です。