第6回  テーマ : ケーブルの重要性


今回の豆知識のテーマは ケーブルの重要性についてです。
オーディオの雑誌などを眺めているとアンプやスピーカーばかりに目が行ってしまいがちです。
しかし、実際にそのユニットをつないでいるのはケーブルですから重要なポイントでもあり
オーディオのステップアップの為にアンプやスピーカーだけの予算しか考えていない方が
意外と多いのも事実です。
そこで今回はケーブルに関する豆知識です。

ケーブルの役割はズバリ!信号(電源)を伝送することと
ノイズを排除することです。

まず、信号を伝送する について説明しましょう。
信号はデッキを出てアンプに入るまでに多かれ少なかれ 劣化してしまいます。
この劣化をする というのを極力少なくするには
ケーブルの芯線の素材が関係してきます。

カーオーディオのケーブルの素材で一般的に使われているのが
OFC(無酸素銅)やPCOCC(高純度無酸素銅)などの銅製品があります。
純度の高い素材を使うことで信号の劣化を防ぎ、信号の帯域を広く取ることもできます。
こういった素材をふんだんに使えば優れたケーブルを作ることができます。

ただ、デメリットもあります。
まず1つ目はコストです。
純度が高くなればそれだけ生産コストが上がり、ユーザーにかかる負担が上がってしまいます。
そして2つ目はケーブル自体の劣化です。
ケーブル自体が無酸素銅なので空気に触れるだけで酸化してしまいます。
酸化すればそれだけ不純物が増えてしまいますからそこを流れる信号も劣化してしまいます。

また、ケーブルの特徴で、もうひとつ挙げられるのが ノイズ対策です。

こちらの方が各メーカーが最も力を入れている部分といっても過言ではないでしょう。
いくら純度の高い素材を使っていても、
そこでノイズを拾ってしまえばそれ以降のシステムが全て無駄になってしまいます。

例えば、モンスターケーブル などは独自の構造によりノイズを排除する工夫がされています。
その構造にはモンスターケーブル を代表するXLN構造というのがあります。
これは(+)導体と(−)導体をツイストさせ、
高純度アルミホイルでシールドした構造のことを言います。
こういった構造でノイズを拾いづらくすれば純度の高い素材を使わなくても
済むのでケーブル自体の耐久性が上がる というメリットができます。

ケーブル1つでシステム全体に影響を与えてしまうほどの可能性があるので
アンプやスピーカーを考えるのと同時にケーブルの方も考えてみてはどうでしょうか?